医師紹介

院長挨拶

はじめまして。この度、横浜根岸で「横浜わたなべ内科・内視鏡クリニック 根岸院」を開業致します渡邉 一輝(わたなべ かずてる)です。開院にあたり自己紹介をさせていただければと思います。少々長くなるかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。

私は、鎌倉生まれの鎌倉育ちです。サラリーマンのごく普通の家庭の長男として、幼少期は鎌倉の山でかくれんぼや虫取りをして育ちました。その後、自宅から近い栄光学園に入学して、サッカーと勉強の日々を過ごしました。高校生で生命倫理や終末期医療の本を読む中で医師を志すようになりました。そして、地元の横浜市立大学医学部に進学しました。医学部では、医学の勉強はほどほどに、ラグビーに明け暮れていました。

横浜市大を卒業して、横浜市大附属病院とセンター病院で研修医として様々な科を回りました。その中でも、私が最も貴重な時間を過ごしたのが、外科の研修医時代です。

医師免許を取り立ての私は、意気揚々と外科病棟に行きました。しかし、当時は今とは違い、外科研修医は週5日は病院で寝泊まりをするのが当たり前のような時代でした。右も左も分からないまま、毎日の仕事を必死にこなし、深夜までカンファレンスのプレゼンの準備。厳しい先輩の先生方の質問に答えられず、自分の不甲斐なさを痛感し、患者さんの命を預かる責任の重さにつぶされそうになることもありました。そのような中でも、元気に退院されていく患者さんの笑顔や、感謝の言葉に励まされ、外科のやりがいを少しずつ実感していきました。この日々が、医師としての私のかけがいのない土台をつくってくれました。

その後、横浜市大病院、横浜市民病院、藤沢市民病院、済生会南部病院、NTT東日本関東病院などで、一人前の外科医を目指し、手術に明け暮れる日々でした。特に私は大腸がんの専門性を深め、多い年では、年間250件の大腸がんの手術をしていました。大手術を経て、根治し元気に社会復帰されていく患者さん。転移が見つかり、何度も手術に立ち向かう患者さん。仕事をしながら辛い抗がん剤の治療を受ける患者さんと、献身的に支えるご家族。私に命を託して下さった患者さんに、たくさんの事を教わりました。また、手術で開腹をしたけれど、もう手を付けられず、そのまま閉腹せざるを得ない患者さんもいらっしゃいました。その度に自分の無力さと、「がん」の怖さとしつこさを痛感しました。小さなお子さんを抱えている方、お孫さんが生まれたばかりの方、奥様と世界旅行を楽しみにされている方、大きな会社を立ち上げたばかりの方・・・皆さん大切なものを抱えていらっしゃる方ばかりです。その方々が、あと少しがんの発見が早ければ手術で根治できたのに・・・と、幾度となく悔しい思いをしてきました。

そして、外科医として自分がすべきことは、もっと前のステージ「予防」なのではないかと思うようになりました。消化器がんの怖さを知っている者として、「早期発見」の大切さを、まだがんになっていない方に知ってもらいたい。大手術をしなくても治るうちに、適切な治療を提供したい。そう思い、19年間働いてきた外科を去り、内視鏡の修行をしました。より苦痛が少ない、より見落としのない丁寧な内視鏡検査を目指し、たくさんの消化器内科の先生方に教わってまいりました。また、自分自身も何度も内視鏡検査を受け、より患者さんの立場に近い目線で、内視鏡検査を気軽に受けられるには、どのような事が必要かを考えました。特にまだ一度も検査を受けたことがない、働き盛りの方が内視鏡検査を受けることに対するハードルは何かを、一生懸命考えました。そして行き着いた答えは、不安や苦痛の軽減、前処置(特に下剤)の負担の軽減、仕事への影響を最小限に抑える、プライバシーへの最大限の配慮、この4点だと確信しました。そしてこの4点に重点を置いたクリニックを開院しようと決意し、今日に至りました。

一人でも多くの方に、内視鏡検査を受けて頂きたい。そして、この地域でがんになる方を0にしたい。真剣に、この思いで取り組んで参りたいと思います。クリニックの院長として、まだまだ至らない点も多々あるかと思います。何かお気づきの点がありましたら、遠慮なくご指摘ください。どうか、今後ともよろしくお願い致します。

横浜わたなべ内科・内視鏡クリニック 根岸院 院長 渡邉 一輝

略歴

  • 鎌倉市立第二小学校
  • 栄光学園中学校・高等学校
  • 横浜市立大学医学部卒業
  • 横浜市立大学大学院卒業・医学博士

職歴

1999年 横浜市立大学附属病院研修医
2001年 横浜市民病院
2002年 東京厚生年金病院
2003年 横浜市立大学医学部消化器腫瘍外科
2006年 藤沢市民病院
2007年 横浜市南部病院
2008年 NTT東日本関東病院
2009年 横浜市大附属市民総合医療センター
消化器病センター
2012年 NTT東日本関東病院
2018年 さくら内視鏡クリニック院長
2021年 横浜わたなべ内科・内視鏡クリニック 根岸院開院

所属学会

副院長 中島聡美医師

院長からの一言

とにかく内視鏡検査が非常にうまい。さらに患者さんにもとっても優しい女性の先生です。
昨年から非常勤で務めてもらっていましたが、ぜひ一緒に働きたい、当院の目標を一緒にかなえていってもらいたいと思い2023年4月から副院長として来てもらいました。
内視鏡検査では男性の医師だと抵抗のある方々もいらっしゃると思います。今後はそんな女性の方々もぜひご来院してください。

職歴

  • 山形大学卒業
  • 茅ヶ崎市立病院
  • 横浜栄共済病院
  • 国立病院機構 横浜医療センター
  • 2023年4月 横浜わたなべ内科・内視鏡クリニック根岸院 副院長就任

資格

医師紹介

松田 香織 医師

職歴

  • 日本大学
  • 藤沢市民病院 横須賀北部共済病院 横浜掖済会病院
  • 横浜市立大学附属市民総合医療センター、藤沢湘南台病院

    資格

    すきな野球チーム

    一言

    見落としないよう、丁寧な観察を心掛けています。

    笠間 美穂 医師

    職歴

    • 横浜市立大学
    • 横浜市立大学附属病院
    • 横浜市立大学附属市民総合医療センター

    資格

    すきなものベスト3

    一言

    安心・安全な医療を心がけます。

    伊藤 ちひろ 医師

    職歴

    • 北里大学
    • 北里大学東病院 横浜市立大学附属市民総合医療センター
    • 横浜保土ヶ谷中央病院 横浜掖済会病院

    資格

    すきなスイーツベスト3

    一言

    がんの早期発見のため、苦痛のない内視鏡検査を心がけ患者様に安心していただけるよう頑張ります。

    坂本 里紗 医師

    職歴

    • 名古屋市大

    髙井 佑輔 医師

    職歴

    • 日本医科大学
    • 横浜栄共済病院

    資格

    すきなもの

    一言

    患者さんの苦痛のない検査をこころがけます

    諏訪 雄亮 医師

    職歴

    • 杏林大学卒業
    • 横浜市立大学附属病院
    • 横浜市立大学附属市民総合医療センター
    • 横須賀共済病院
    • みなと赤十字病院
    • Imperial college London

    資格

    すきなまちベスト3

    一言

    消化器疾患・消化器癌の早期発見、治療に誠心誠意努めてまいります。

    石部 敦士 医師

    職歴

    • 富山医科薬科大学

    資格

    中川 和也 医師

    職歴

    • 横浜市大

    資格

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